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「グローバル・リーグ戦2014」報告!

11月4日(火)、プロレスリング・ノアの『グローバル・リーグ戦2014』に新日本プロレスから永田裕志と小島聡が参戦した。ここまで2勝2敗の永田はBブロックの公式戦でZERO1の田中将斗と対戦。そして、3勝1敗の小島はAブロックの公式戦で大日本プロレスの関本大介と対戦した。

永田は第6試合に出場。対戦相手の田中とは新日本、ZERO1のリングで数々の激闘を繰り広げてきた。まずは田中の先制のエルボー食らった永田。しかし、すぐにキックで反撃すると、田中のスライディングDをかわして、お返しにキック。こちらも田中にかわされ、両者睨み合いだ。続いて、両者手四つからエルボーとチョップの打ち合い。しかし、「久しぶりだな」とニヤリとした田中の串刺しエルボーを食らった永田は、場外に連れ出され、鉄柵に叩きつけられる。ならばと永田は、お返しとばかりに南側の席を区切る鉄板に田中をぶつけてキックを連打。さらに鉄柵に叩きつけてから、フロントキックをぶち込んでいく。

リングに戻った永田は、田中の右腕にアームブリーカー。田中のエルボーの威力を殺すため、アームロック、腕十字につなげて徹底的に腕殺しだ。田中がロープに逃げればキックで追撃。さらに腕を捕らえて腕固めだ。これが逃げられるとミドルキックですぐさま追い打ちをかける永田。しかし、田中のスピアーをカウンターで食らってしまう。

田中の素早い串刺しラリアットも被弾した永田は、続けてブレーンバスターで叩きつけられる。さらにロープに貼り付けられてのエルボーまで食らった永田。しかし、続く田中のエルボーをカウンターで受け止め、エクスプロイダーで投げ飛ばすと、田中が仕掛けてきた旋回式DDTもネックスクリューに切り返してみせた。

しかし、続くブレーンバスターを踏ん張られると、逆に田中のブレーンバスターを2発連続で食らった永田。田中の雪崩式ブレーンバスター、スーパーフライを続けて被弾し、劣勢に追い込まれたかに見えた。しかし、田中のスライディングDをミドルキックで迎撃すると、田中とお互いにラリアットをフロントキックの打ち合いだ。起き上がったところを永田は大中西ジャーマンで投げ飛ばすが、田中がすぐに起き上がってスライディングDを後頭部に打ち込んできたため、両者ダウンとなってしまった。

立ち上がった永田は田中と頭突きの打ち合いからエルボー合戦。田中のエルボーに棒立ちになりかけたが、張り手を一閃。続く延髄斬りはブロックされたが、田中が発射したスライディングDを腕固めに切り返してみせた。これで優位に立った永田はバックドロップを炸裂させると、串刺し式のヒザ蹴りを叩き込む。さらにエルボー連打で反撃してくる田中を重いエルボーで黙らせ、首筋目がけて、鋭い浴びせ蹴り! これで動きの止まった田中を、最後はバックドロップホールドで息の根を止めた。

【永田裕志のコメント】
「ああ、田中は強い。田中は強い。でも、俺は勝った。まだまだ負けられない。負けてるとしたら、ちょっとの若さだけ。田中と新日本でもない、ZERO1でもないリングで、いままでしれっとしていた後楽園の観客を熱狂の渦に巻き込んだ。これは最高の仕事をしたと思っています。田中も俺に最高のぶつかり甲斐があったはず。悔しいならもう一回やろう。俺ももっともっと田中とやりたい。とにかくこのいまの試合から、日本の、いや世界でもいい、まだまだ永田裕志の力はこんだけ凄いっていうことをアピールできた。勝ったこともそうだけど、それ以上の喜び、嬉しさ、それだよ。まだまだやりますよ。田中とこのタイミングで闘えて最高ですけどね。これだけの試合ができて。新日本でもない、ZERO1でもない、ノアのリングでこの試合を発信できたということが。負けてもそれは変わんないと思うよ? 悔しさが残っているから。最高の汗をかいた。今夜は美味い酒が飲めそうですね」

プロレスリング・ノア『グローバル・リーグ戦2014』
■2014年11月4日(火) 東京・後楽園ホール

【第6試合/『グローバル・リーグ戦2014』Bブロック公式戦/30分1本勝負】
○永田裕志[新日本プロレス/3勝2敗=6点](13分37秒、バックドロップホールド)
田中将斗[弾丸ヤンキース/ZERO1/4勝2敗=8点]×

永田に続いて、第7試合に小島が登場。まずは関本の分厚い身体にショルダータックルでぶつかっていった小島。しかし、関本はびくともせず。逆にカウンターのショルダータックルを食らって、ふっ飛ばされてしまう。ならばとチョップを連打していったが、こちらも反撃の一発で悶絶。たまらず場外に避難する。

追ってきた関本にチョップを連打された小島だったが、関本がエプロンに上がったところをラリアット。関本の足を刈り取ると、エプロンでのDDTで追撃だ。さらに小島はネックブリーカーからキャメルクラッチ。関本の太い首にダメージを与えていく。

しかし、コーナーに振った関本への串刺し式ラリアットをキックで迎撃されると、続けて重い重い関本のミサイルキックを被弾。さらにブレーンバスターで叩きつけられると、ボストンクラブで足にダメージを負わされる。続いて、関本の凄い音のするチョップを食らった小島。しかし、関本をコーナーに自爆させると、マシンガンチョップから、いっちゃうぞエルボーで反撃だ。

さらに小島は関本とのエルボー合戦に挑み、カウンターでローリングエルボーを炸裂させると、DDTで関本をマットに串刺しだ。しかし、関本のお返しの串刺し式ラリアットを2発連続で食らいダウン。サソリ固めを極められ、リング中央で悶絶してしまう。それでも小島は沈まない。なんとかロープに逃げると、ダイビングボディプレスを狙った関本をコーナー最上段で捕獲して、雪崩式のブレーンバスターだ。

関本にお返しのブレーンバスターを食らっても小島は立ち上がる。関本の袈裟斬りチョップ連打から延髄斬りに棒立ちになりながらも、すぐさまカウンターのコジコジカッターで反撃。続けて、ブレーンバスターで関本の巨体を投げ飛ばす。そして、トドメを狙い、自慢のラリアット! しかし、これをかわされ、関本のジャーマンを被弾。さらにぶっこ抜きジャーマンで叩きつけられ、大ピンチに陥ってしまう。

ここをなんとかカウント2でキックアウトした小島。しかし、立ち上がった小島に襲いかかってくるのは関本のラリアット。万事休すかと思われた瞬間、小島は関本に腕にラリアット! 続けてラリアットを放ってくる関本の腕をことごとく、自慢の豪腕で叩き落としていく。そして、最後は渾身の豪腕ラリアット! 関本の巨体をなぎ倒し、見事に3カウントを奪って、4勝目を上げたのだった。

【小島聡のコメント】
「12年だよ。俺があいつと闘いたいって言ってから、12年経った。憶えている人は少ないかもしれないけど、俺が最初に新日本を辞めたときに闘いたい相手として、俺はあいつの名前を出した。それだけ12年前から、光っている選手だ。あれから12年経って、あいつは12年前と比べられないぐらい、強くてたくましくなっている。反対に俺の12年はどうなんだ? 自分じゃわからないけど。ただ、12年前と(胸を指しながら)ここは変わってないんだ。気持ちだけは絶対に変わんないぞ。プロレスラーとして生きている以上、この闘う気持ちだけは絶対に関本には負けねえ。だから、今日は勝ったんだ。体力じゃおそらくかなわねえ。力でもかなわねえ。技だって、たぶん、スピードだって、向こうのほうが重いけど、絶対に向こうのほうがあるんだ。じゃあ、なんで勝つんだ? (胸を指して)ここがあるからだ。気持ちがあるから勝てるんだ。この気持ちだけはまだ関本、おまえには足りないんだ、結局。俺はこのリーグ戦になんのために出場したのか、毎日毎日考えてるよ。新日本プロレスのシリーズ休んで、このリーグ戦に出ていることを、凄く一生懸命考えてる。毎日、毎晩、ずっとだ。24時間、寝るときも。新日本に出ないで、このリーグ戦に出ていること、そのことしか考えてねえんだよ。なあ? それをノアの連中に思い知らせてやる」

【第7試合/『グローバル・リーグ戦2014』Aブロック公式戦/30分1本勝負】
○小島聡[新日本プロレス/4勝1敗=8点](12分29秒、ラリアット→片エビ固め)
関本大介[大日本プロレス/4勝1敗=8点]×

写真/山本正二

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