12月9日、プロレスリング・ノアの両国大会「GREAT VOYAGE 2012 in RYOGOKU vol.2」に新日本プロレスの小島聡が参戦。森嶋猛の持つGHCヘビー級選手権に挑戦したが、最後はバックドロップで敗れ、王座奪取はならなかった。
試合は、中盤まで小島ペース。得意の逆水平チョップ連打→いっちゃうぞエルボーも炸裂。さらに、ローリングエルボーやDDT、雪崩式フランケンシュタイナーも飛び出した。
終盤、小島が延髄ラリアット、正調ラリアットをズバリと打ち込むが、森嶋は起死回生のバックドロップ一閃、さらにラリアット→再度のバックドロップの黄金リレーで、堂々の3カウント奪取。これで防衛回数を8とした。
GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負
(王者)○森嶋猛(20分17秒 バックドロップ→体固め)小島聡×
※森嶋が8度目の防衛に成功
■小島聡のコメント
小島「これじゃ、三沢さんと試合した時と一緒。またノアに勝てなかった……。ただ、また気持よく試合させてもらったよ。三沢さんと同じように、ノアの選手が元気で楽しくて素晴らしいということがこれでよく分かりました。GHCベルト? やっぱり凄いよ。今日は、ベルトを獲ったらさ、いつかオレが天国に行った時に三沢さんに報告したかった。オレはあなたと同じところまで行ったことがありました、と。でも、今日は森嶋だけじゃなく、森嶋のうしろにいるノアの社員や選手だったり、今日来ているノアのファン。みんなの力が集まった、そういう力だと思う。ただ、三沢さんがどうかは分からないけれど、ただオレのエルボーが10倍、20倍の威力になっていたことだけはたしかだった。それは試合をやってみてよく分かった。森嶋選手のバックドロップ? 凄いね。ノアを支えていこうという気概が感じられたし、このままお前がノアを引っ張れ、と。そういうことです。ありがとうございました」